2015年06月29日

畳に合う椅子

前回の投稿では畳・旅館に合う椅子というものを少しテーマにいたしました。
実はずっと頭の中で温めてきた企画がついに実現。

そもそも日本には畳は古来からあれど、椅子や椅子に座るという文化が無かったのではないでしょうか。
ですので畳に何となく合うように和風感が漂うよう出来た椅子に無理がある、というか寒かったんですよね。

そこは無理せず和風に行き過ぎなくても、この2015年、、、などとずっと思っていました。
そしてこの度やっと形にいたしました。

















今にして思えば畳の上で撮影すればよかったです。

イー○ズ渾身の名作、DAWを高さ、風合い、そしてあの特徴的な脚部を新たに当館オリジナルリメイク。
初回にて工務店さんに脚部を耐苛150キロにて発注。
これで旅館的な寒い椅子の5分の1くらいの価格で作れます(椅子がレプリカですので)
こちらがいい具合なので自分の中でこの企画で本命だったハンス・○・ウェグナーのアレとか
ヤ○ブセンだろうがなんだって行けると思います。
まあ焦らず安い出物があった際にまたお見せいたしますね。
こちらはあとほんの少しの塗装仕上げ後、どこかのお部屋で2脚設置しようと思います。

ちなみにこの当館オリジナルDAW、そのうち量産できるなんて事があれば
価格未定ですが販売いたしますので、お気軽にご相談下さい。

何か物や他人からインスパイアすることはいいと思うのですが
真似る、と言うことは何も生産性は無いことだと思うんですよね。
ジェネリック業者さん、こういうのがリプロダクトって言うんですよ。。。  

Posted by 友家ホテル at 15:53

2015年06月22日

本物のニセモノ

業種柄?!椅子をよくチェックしてます。
最近は当業種も畳座敷に椅子と言う様式が浸透してきました。
個人的な感想なのですがまだ確立されてないというか、
まさかコレまだ本気じゃないですよね?
って感じの椅子と言うよりただの物に人を座らせているようにしか見えないですね。
それがまた恐ろしい価格なものでして、、、。
ギャグに払うにはゼロが2つくらい多い感じです。









ところが、ある時椅子そのものというよりそのスタイルというか精神に打ち抜かれ
思わず手に入れてしまった(中古市場にて)椅子が↑こちら。
もちろんかのイームズ正規品ではなく、ここまでくるとレプリカ・リプロダクトですらなく
形だけ見ればニセモノ・パクリかも知れませんが、なにせ無色ですからね。
本物も眼中に無い感じの、フロンティア精神を伴った熱意なのかギャグなのか。
椅子業界さんはアツいですね。
当館の別館一階の湯上り処のピアノの前にございますのでご自由にどうぞ。
ピアノの黒光りとの愛称最強。

ちなみにコチラ、座り心地もしっかり良くないです。
  

Posted by 友家ホテル at 14:24

2015年06月16日

本日午後より明日いっぱい休館です



最近は何となく頃合のいいリズムでこさせていただいております。
緑も館内外相当調子いいです。

こんな日はメンテナンス日和で対応年数を迎えた当館受電装置の
交換工事他電気保守につき本日午後より完全停電&休館です。
明日も部門系統ごとに本気で慎重に業者と復旧立ち上げいたしますので
休館となります。

大抵の従業員も休みですがこんな時しかできないことも多々あり、
そこまでするかと思いつつも自社メンテも平行で行おうと思います。
完全停電ですので工具類のバッテリー充電が切れ、塗料がなくなるまで。。。
鬼といえば鬼ですね。

それにしても完全停電だと、水も止まりますのでトイレに行きたくなるまで、
にしようか考え中。
電話/メールも止まりますので何卒ご理解下さいませ。
*メールに関しましては復旧時に順次返信いたしますので
お気軽にどうぞ。

皆さまよい水無月を。

  

Posted by 友家ホテル at 09:58

2015年06月07日

お茶です



今年も新たにオリジナル商品に励んでおりました。
まずFBの企画品として開発しておりましたオリジナルブレンド茶。
既に数名様のお手元にお届けさせていただきましたこのお茶も、
結局最後の最後で納得いかず、お蔵入りで非正規処理。

考えてみるとお蔵入りはお茶に限らず結構あります。
なぜこんなものを作ったのか、などと言われては付き合わされて
おまけに発注されない業者さんはたまったものではないでしょうが、
グダグダ言っているうちにイイ具合の形になっていくのが
私のリズムなんですよね、多分。

開発的なことはホント信頼がすべてだと思います。
あと相互理解。
どのお蔵入りも光る原石です。

で、なんとかお茶完成しました。
茶道方面の方には反則級かもしれませんが、当館取引の由緒あるお茶屋さんは
驚きと賞賛で許してくれました。
形あるものも形にとらわれず、好きな方のご共感のみを追求したお茶です。
気になる方は、、、是非ご予約を。。。
お茶ちょっと伝統にあぐらかいてない?と言う方にはピッタリです。
地味ですが上品にスタイリッシュに、みたいな方向です。

今月間に合えば、おそらくもう1アイテム、これまた狂ったように業者さんに注文つけまくった
商品がリリースです。  

Posted by 友家ホテル at 12:26