2016年03月30日

冬ってありましたよね

普段の年ですとこの時期もうすぐ春なんて言っている辺りなんですが
今年はもうとっくに春ですね。
当館脇の佐梨川に釣りでチェックインされている方も、当館お客様含めまして
すでに結構多いです。

今年冬らしい冬もたいしてない感じもありましたが、この冬といえば、
ということでありましたら、モーリス・ホワイトさんRIPというのが個人的に
なぜだか未だに心に残ってます。
モーリスさんと言えばなんと言ってもアースウインド&ファイアー。
ちょっとしたジャズの大御所なんかより死ぬほど売った、そんな方ですけど、
今ひとつ、いや三つ四つくらい評価されない感のある人だったと思います。
何故なんでしょうね、あれだけ古いものに目がないヒップホップ勢からもあまり
サンプリングされず(高いから?)、どう考えても素晴らしき類稀なコーラスメロディーセンスも
なぜかどこかギャク感もあり(日本だとビジーフ○ーがモノマネし過ぎ?)
凄くいい曲たくさんあるのに、どこかパ・リーグの4番的なところがありましたね。
まぁ言われても仕方ないような変な服装や、正直気持ち悪いアルバムジャケット、タイトルでもありました。
大抵のものにクラシック化される時に必ず必要とされる、いわゆる『寝かせ』という時間経過も
ABBAのアレとともにセプテンバーがしょっちゅう多用されて、しっかり熟成されないところも
悲運以外のなにものでもなく、おそらく今後もかかり続けるでしょうから重みに欠けると思います。
しかもどう考えてもセプテンバーよりいい曲腐るほどあるのに、アレしかかからないので
一発屋的な風にも取れるという不幸も。

そんなモーリスさん、ご冥福と共にむしろいつまでも応援しております。
アルバムタイトルもこうして見ると、泣けると言うかギャグですね。




  

Posted by 友家ホテル at 15:21

2016年03月23日

春なので、奥只見丸山スキー場始まりました

なにぶん当地、冬が永く雪が多すぎるため奥只見のスキー場オープンが
いつも春となります。
今年も先週連休からオープンしてるのですけどコレでも結構早いほうです。
今シーズンはどこも雪不足の為、そろそろ本気で奥只見くらいしかマトモに
お楽しみいただけないのではと、、、

我々からすると3月というのはれっきとした冬の認識なんですけれど
今年は普通に春を迎えております。
もっともそれが普通というか普段が狂ってるだけなんですけどね。


このなんともいえない、というか何も言ってない春の空っていうのが結構好きです。
これは冬が永い年ですとちょうどひと月後くらいの空ですね。
  

Posted by 友家ホテル at 10:05

2016年03月05日

新サービス、いよいよ



旅行、外出っていうのは当たり前ですが自宅以外の場所、地元以外の場所に行くわけですが、
どういうことか恐ろしくつまらない状況に陥ることってありますよね。
何でコイツと相部屋なんだ、とか、あんまり親しくない親戚グループとか、事の成り行きは様々。
自宅じゃないですし基本的に遠出遠方なので逃げ場が無い。
そんな、いや損なご旅行にお役立ちになるかもしれないアイテムを御支度致しました。

それが無料貸し出しDVDコーナー。
自分はあまり映画とか見ない方なので、大多数を社員に任せてすくすく在庫を抱えていこうと思います。
音楽は病気じみてレコード収集、鑑賞するんですけど、映画ってちょっとリズム感が合わないというか
あまり没頭できない性分なんですよ。

開始5分くらいでつまらないともう早送り、もしくは終了。
というかアレなんで120分てシバリあるんでしょうか。
長過ぎじゃないですかね。
あとこのカットいらなくね?とかこのセリフ寒っ!とかそもそも人間じゃなくても良くね?とか
もうツッコミまくるんですよ。
なかでも映画音楽って昔はホント素晴らしかったと思いますが最近はもうギャグ、ってくらい
しんどく感じてくるんです。

そんな自分ですが多少マイフェイバリットがありますのでそちらも少々置かせて頂いてます。

右:死刑台のエレベーター
ルイ・マルとマイルス・デイビスの超クラシックA級映画。
自分が言うことも無いですが、まさに言う事無し。
アルバムも持っているのですけど、こんなのこの映画見なきゃ全く意味無いですね。
初めて見た映画がコレでしたら多分その後見る映画の音楽なんてそれこそほとんど
程度の低いギャグにしか聴こえないのでは。
演技がインタールードになっちゃうくらいのマイルス渾身のプレイも圧巻。
それにしてもルイ・マル監督、当時25歳、全人類に勝っているとしか思えないです。

その隣:ロックストック(シリーズ)
その後スナッチでブレイク、というかマドンナと結婚してセレブ入りを果たすガイ・リッチーの出世作。
この人の見るとDJセンスを感じるような、普通だったらどうでもいいフュージョンとかでごまかすような
場面もレゲエダブとか多用してシーンもサウンドも魂こもってます。
どこか日本のザ・スパイダース(全部傑作)の映画を見ているような、展開とファンクネスを感じるのは自分だけでしょうか。

その隣:ボブ・ディラン×マーティン・スコセッシのやつ
もうお二方のお名前だけでじゅうぶんクラスの二神降臨級ウルトラドキュメンタリー。
良いとか悪いとか、身の程わきまえていたら恐れ多くも言えないですよね、こんなの。
というか見なくても迫力破壊力じゅうぶんなのが凄い。
こういう一流リアルもの見ちゃうともうダメですよ、他のナメた映画なんて。
ディランはボブ・マーリーとかもよく引用していたりするんでレゲエファンからも愛されてますね。

最後:ノトーリアス 
ヒッチコックにハズレ無し、でタイトルと同名のラップのスーパースター(故人)もいて、その人のシルエットがヒッチコックに似ていて
というかジャケでもサンプリングさていて、熱心なヒップホップファンからも若干愛されている映画。
もっともこんなの逆に見たこと無い人のほうが少ないですかね。

と、枚挙してみれば結局音楽ネタというオチでしたが、どれも当館にはフィットしていると思います。
なにせ宿やっている私の趣味なんでそれはそうかと。。。
ちなみにこれ以外ですとマーロン・ブランドとアル・パチーノが出ているものなら全てストライク。

ちなみに社員セレクトはもっと普通なのでご安心を。  

Posted by 友家ホテル at 21:21