2016年02月16日

最後の赤

最後の赤
当館名物というか、個人的には名物と思ったことはないんですけどそう言いたくなるような
この本館赤いカーペットとも本日でお別れ。
(ちなみにこの写真は今朝の本館1階で、2階は既にお別れ済です)
いつだって先祖と家族には今こうして商売を営めることに感謝とリスペクトをしています。
しかしこの赤いカーペットっていうのが実はかなり気に入ってなかったんですよね。
なにせ自分、好きな色なんてたいしてないですけど、赤だけはキライなものでして、
もちろん他人様が赤いお車やお衣にされている分にはなんとも思わないです。
当館のフロント事務所には赤鉛筆一本たりと無く、縁起もかついでますが
その他の意味合いもありまして、それはまた別の機会に。

たまにお客様にどうして赤いの?とか聞かれてもたいしたバックもできず、
むしろこっちが聞きたいわなんて言えませんし。
しかし聞いたことも無かったな~なんて今更ながら思いつつ。
聞くと躊躇するかもしれないので聞かないことにします。

それにしても数ある色の中で何故赤にしたのか、365日お正月気分を味わいたかったのか、
さらに水害にあって貼りなおしのときなぜ再度赤にしたのか、赤い廊下なんて3日もあれば
飽きそうな気がするのですが様々な疑問を抱きつつ、剥がしても全然後悔しないというか
むしろ出てきた板が昨今で言うブルックリン的メチャクチャかっこいい事に、今までの我慢を後悔しつつ
今日も快晴で雪かきの無い雪国で塗装にはげみます。

Posted by 友家ホテル at 10:19