2020年02月01日

2月ですけど

もしかして今秋で3月になったら冬とかそういうこと無いですよね。。。
まさにシーズン詐欺みたいな話だけはやめて欲しいと願います。
そう思わざるを得ないほどの雪不足と暖冬。
私共、大湯温泉旅館組合の経営となっております大湯温泉スキー場も
今シーズンの営業を取り止めようかと議論しております。
1日だけ1月の5日にやっただけなんですけど、多分誰も気にしていないので
やめるとか言ったところで迷惑も無いと思います。

誰かあのスキー場を買ってくれないでしょうか、いや貰っていただけませんか、
と私アチコチでそういうこと勝手に言うものですから組合の会議では
結構しかられると言うか連日連夜の深夜までの大激論であります。
こんなこと、全国のスキー場さんでやっているんだろうな、と思います。

2月と言うことで雪国にはピッタリなお品を。。。



煮菜。
私共は、にいな、と読み呼びます。
これは果てしなく雪国らしいエピソードな郷土食でして、すっぱくなった
野沢菜の漬物などを煮物にして、煮なおして食べると言う何故か囲炉裏や蓑、
おじいさんとおばあさんが連想できる、心温まる料理でありますが、
当館のお支度はちょっと違いまして、野沢菜漬けも何も登場しません。
最初から普通に新鮮なとう菜(主に大崎菜と呼ばれる菜)を煮物として
調理致します。
と言うのもまず第一に野沢菜漬けのすっぱくなった物が無い、と言う事と
その正式レシピで作ると調理室がたまらなく臭くなるから無理、という
厨房からの大クレームで、そのように致しております。

いずれにせよ、すぱくなったもの使っていないのだから良いじゃないか、
という温かい目で、いや舌で味わっていただきたいと思います。
是非お待ちしております。

今日の曲。


何故か黒人にも一定の評価があるフィル・コリンズの有名曲を
ジャマイカとレゲエ界の至宝と言っても故人、デニス・ブラウンがカバー。
最近のそもそも大したコンセプトもない曲ですと、ここまで人落とす、悲しいというか
説教臭い歌もそうそう無いですよね。
悲しい歌作らなくても良い時代になったのでしょうか。
考えてみるとラッパーとかも、時代に対して特に切実なリリックも聴かなくなりました。

肝心のこちらの曲、どちらも歌レベルは高い御人でありますが若干デニスがリードと
勝手なイメージでありますがフィル・コリンズとデニス・ブラウンであれば圧倒的にフィル・コリンズの
方が恵まれた生い立ちのようにあくまで勝手に思いますので、レゲエの勝利かと。
というかデニス・ブラウンの歌声は大抵の曲で素晴らしく好きです。  

Posted by 友家ホテル at 16:21