2016年08月29日

古きを感じて

宿を継いで早3年、見渡せば館内室内どの視点からも継いだ頃の痕跡は
ほぼ跡形もなく自分なりに内観をリメイクしてきました。
展開が恐ろしく速い箇所もあり、常連様もあきれるほど来る度に違う宿になる
と仰せ頂きますが、商売的に変えていくことは必然でありますけど
ここに日々営む者として昨日とは違う今日、今日とは違う明日を
目指してきたところもあるのかもしれないです。

色々買うの大変でしょ、、、とも仰られるんですけど、もちろん色んな物を
買ってきましたが実は古いもの引っ張り出してきた、って物も同じくらい多いんですよね。





コレなんか凄いですね。
盛り合わせ皿、こんなとこにまでしっかり宿名も入っているところが血は争えない感じですけど。

正直盛りやすさとか食べやすさとか、そういったこと考えるとコレ無いでしょ、
って今考えるとなるのかもしれないですけど、その辺の利便性などだけ追うと
基本的に失われるスタイルという名の美意識、もしくは様式美。
自己完結すればどうでも良い話なんでしょうけど、商売ともなるとニーズも重要。
自分の目指すタイムレスな宿ってとこでは凄く考えさせられる皿です。
これで、どうぞ!とご提供できる感性にまだ到達していないのが、今の自分の器ですかね。

Posted by 友家ホテル at 09:46